東京都心に勤めるサラリーマンは蟻地獄にはまっている

年収1,500万円といえば、一般の人からは羨望の眼差しで見られるでしょう。
でも、当の本人やその家族は全く満足していない。
むしろ「これでも足りない・・・」と考えている。

その大部分は住居費。
家族持ち(夫婦+子供2人)の勤め人にとって、理想的な住居環境とは何か?

  • 100平米ぐらいの4LDK
  • 最寄駅から10分以内
  • 繁華街から離れた閑静な住宅地
  • 子育て環境が整っているキレイな街並み
  • 会社まで乗り換えなし
  • ドアtoドアで30分以内

この条件は、地方都市の人にとっては当たり前のような話。
(車生活だったら、最寄駅からの距離とか関係ないかもしれないが)

でも、東京都心でこれを実現させようと思うと、もの凄く高くつく。
条件の良い場所に4LDK・100平米のマンションを借りたら、最低でも家賃40万円ぐらいは覚悟が必要。
購入するにも1億円前後の物件を検討することになる。

大部分の人は、この現実を目の当たりにして2択をすることになる。

  • 居住面積を減らして都心に住む
  • 通勤時間をのばして郊外に住む

でも、年収1,500万円ぐらいの収入があれば、なんとか妥協せずにすむ。
結局のところ住居費に多額のお金がかかってしまう為、その他の可処分所得は普通のサラリーマンとそれほど変わらなくなってしまうのです。

年収アップだけを目標に転職すると不幸になる

「少しでも収入を増やしたい」という気持ちは理解できるけど、それだけを目標に仕事を選んでしまうと不幸になる確率が上がる。
前述のように年収1,500万円であったも、快適な暮らしを目指しだすと全然足りない。

「そもそも快適な暮らしって何?」という本質的な事を考えた方が良い。
人それぞれ違うはずなのに、同じ理想を求めている人達があまりにも多すぎるから不思議だ。
まるで共同幻想のよう。
おそらくテレビCMや雑誌の影響が大きいと思われるのだが、そのような幼少の頃から頭の奥底に刷り込まれてきたイメージを刷新するべきでしょう。

一度じっくりと自分の内面と向き合うと、生き方に対する価値観が芽生えます。
そうすると転職活動でも、目先の条件だけで右往左往することはなくなり、10年後に笑っていられる確率が上がるでしょう。
そのような視点を手に入れた後、具体的な行動に移す為に高収入を狙う転職コーナーを読んでみましょう。

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